ひとり時間と自然の息吹

ブログ

2025/5/28

今日は山崎町の実家へ。一人で訪れると、かつての暮らしの名残を静かに感じる。今は誰も住んでいない家だけれど、風が通り抜けるたびに、懐かしい空気がよみがえる。
ホームセンター「アグロ」に立ち寄り、接ぎ木のスイカ苗について相談。親葉を切っても問題ないとのこと。少し安心して、作業の計画を立てる。ついでに電柵用の杭棒を10本購入。畑の準備がまた一歩進む。
金元田んぼの道端に防草剤を撒く。これで少しは草の勢いを抑えられるだろうか。季節の移ろいと共に、自然との向き合い方を考える。
ふと裏庭を見ると、紫蘭の花が満開。鮮やかな紫の花びらが風に揺れ、まるで庭が祝福されているようだ。軒下では燕の巣を発見。親燕がじっと巣に留まり、卵を温めている様子。穏やかな生命の営みに、心が和む。
畑の草刈りを終え、ようやく一息。昼食後、二階の部屋で昼寝。窓からそよ風が吹き込み、心地よい時間が流れる。
午後は読書。宮本輝さんの『草花たちの静かな誓い』を手に取り、ページをめくるたびに物語の世界へ引き込まれる。静かな午後、自然と本に囲まれた贅沢な時間だった。